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勉強のこと、酒のことを書いていく

Abema developer conference 2018 参加報告

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タイトル通り、Abemaサービス開始から利用しているという点から興味を持ち、

Abema developer conference 2018に参加してきました。

スライドは後日見られるようになるらしいので、内容より感想がメイン。

 

業務に関連しているので知識を学びに参加、という意味合いは薄く、

Abemaの裏側でどんなエンジニアがどんな働き方や取り組みをしているのかを

見てきた、という面が強い。(勉強30%、業界見学60%、Abema楽しそうだな…10%)

 

AbemaTV Developer Conference 2018

HPから概要引用:

今年も「AbemaTV Developer Conference」の開催が決定しました!

今年のコンセプトは「PAST→FUTURE」。

過去・現在・未来の3つの時間軸でセッションを構成する予定で、開局から約2年半の実績をもとに、快適な視聴体験を届けるための取り組みや、大規模な同時接続に対するシステム開発・運用によって得られた技術的知見を公開します。

皆さま是非ご参加くださいませ。

主催 株式会社AbemaTV
開催日時 2018年10月13日(土)
参加費 無料
定員 300人
対象 エンジニア
会場 渋谷ストリームホール (東京都渋谷区渋谷3-21-3)

 

 

参加したセッションと感想

 AbemaTVのエンジニア組織論と今後の技術戦略

 組織開発において大切にしている要素として、個人に対する評価、成長機会や

 マネジメントとしてどのように組織成果を最大にするか、具体的な

 取り組みを見ることができた。

 

 特に個人に対する取り組みは自社と違い過ぎて羨ましいの一言に尽きる

 またAbemaのシステム構成概要も紹介され、細かな単語はその場で調べつつ、

 大まかな内容は理解することができた。やっぱクラウドを最大限利用している。

 

 72時間ホンネTVの負荷対策とその裏側

 総視聴者数が7,400万を超えた特番の裏側について紹介。

 問題点の発見と優先順位付け、それぞれの対策、対策が間に合わない点での

 個別対処(システムダウンに備えた見直し、関連部署との調整)を実施したとのこと。

 

 発表者の方の話し方やスライド構成が上手く、とても聞きやすい発表だった。

 内容としては「選択と集中の大切さ、最重要なもの以外の割り切り」

 という点はどの業界でも活かせる大切なことだよな、と実感。

 

 AbemaTVのアーキテクチャの変遷

 開発開始から仮開局、仮開局から本開局など時期を分けて技術面を紹介。

 正直細かい点は理解・勉強できなかったものの、大きなイベントごとに

 裏側ではこんな変化や改良を重ねていたのか、という

 ユーザーとしてだけでは見えない部分を知ることができて感動。

 

 AbemaTVの広告システムと、データサイエンスの広告事業への貢献

 広告システムの裏側でどんな苦労をしているのか、というお話。

 広告ごとに決められた視聴数を守るためにデータサイエンスが活用されていること、

 今自分が興味を持って勉強している機械学習が活用されていると知り

 勉強を継続するモチベーション向上につながった。

 (ただトークがやや速く、じっくり聞きたいなとも感じた)

 

 世界の動画技術動向を見据えた AbemaTV の向かう先

 動画技術エバンジェリストの方がどんな取り組みをしているのかという内容。

 世界中の動画関連イベントを攻め、解決案やヒントを得て持ち帰って

 また探しに行くという世界で行われるイベントをフル活用している事例だった。

 

 発表のボリュームに対し時間が不足しているためか、かなり駆け足で

 ついていくのに必死でした。

 ただキーワードの「足りない部分は世界に補ってもらおう」は

 どこの会社も、また自分も見習っていきたい取り組みだった。

 

 

全体を通しての感想

映像業界としてのこれまでの挑戦、今後の取り組みを見て

「あー 今の自分の経験ではイチから勉強し直しだけどAbemaで働いてみたいな」

と考える勉強会でした。

 

またグッズとしてステッカー、名刺入れ、お菓子、水を頂きました。

本当はAbema君の形をしたペットボトルも欲しかったけど、

あまり時間がなく買えず…残念

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